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今さら人に聞けないスピード車両規定

国内のモータースポーツのJAF競技車両規則は、大別しますと「レース」、「ラリー」、「スピード行事」の3つの種類に分けられます。
オレンジ色の国内競技車両規則書の編集も、それに合わせて3編にページが区切られています。
さらに、イコールコンディションを確保するために、競技の種類の中からさらに改造範囲に応じて細かく部門が分かれます。

スピード車両規則は主にジムカーナ(スラローム競技)で用いられていることは皆様もご存知かと思いますが、サーキットトトライアル(サーキットタイムアタック競技)もスピード車両規則に準じて開催することになっていることを知らない方も結構いらっしゃいます。
しかし、レースや走行会など、サーキットを専門に活動される方というのは、レース車両規則は知っていても、スピード車両規則は知らない方も案外少なくありません。

そこで、来シーズンからサーキットトライアルも選手権競技が始まり、関心を持たれている方も多いと思いますので、スピード車両の各部門を簡単に説明しようかと思います。

現在(2013年度)、スピード車両規定は8つの部門に分かれています。
1.スピードP車両
2.スピードPN車両
3.スピードN車両
4.スピードSA車両
5.スピードB車両
6.スピードSC車両
7.スピードD車両
8.スピードAE車両

この内、1~5がナンバー付きの車両で、6と7がナンバー無し、8は少し特殊でナンバー付き電気もしくはハイブリッド車専用部門となります。
基本的に、ロールバーや牽引フックなどの安全規定は共通で、数字が下に行くほど改造範囲が広がるイメージです。

1のP車両は、プラグ、フィルター、クラッチ、パッド、タイヤ&ホイール(サイズ変更は不可)だけしか改造は認められません。

2のPN車両は、P車両の範囲に加え、マウント(同一材質)、デフ(ボルトオン)、サスペンション、タイヤ&ホイール(最大1インチ、幅10mmまで可)、エアロパーツの改造が認められます。
さらに、PN独自の規則として、FIA/JAF登録年が2006年1月1日以降と定められ、年式の新しい車種を対象にしています(それ以前の登録車両ではPN部門には出場できません)
余談ですが、ジムカーナの選手権では、PN部門の車両をさらに制限し、1600cc以上の2輪駆動で2012年1月1日以降のJAF登録車両に限定した、所謂「86クラス」が人気となっています。

3のN車両は、PN車両より少し改造範囲が広く、登録年の制限はありません(登録年の制限があるのはPN車両のみ)。
エンジンの補機類(バッテリーの容量も自由)、ショックが別タンク式も可、スタビ、タワーバーの改造が認められます。

4のSA車両になると、吸排気系の改造も認められ、車重も-50kgまで軽量化できます。

5のB車両は、車検対応の範囲であれば、ほぼ何でもアリです。

6のSC車両は、ナンバー無しで、ツーリングカーレースのN2車両規定に近いイメージですね。

7のD車両に至っては、完全にフォーミュラカーの規定です。
実際の競技会でもフォーミュラカーのような車両がスラロームをしています。

最後の8のAE車両は、電気、ハイブリッド専用で、昨今の環境意識の高まりに対応して新設されたクラスです。
今のところの改造範囲はPNとほぼ同じですね。

ざっと説明しましたが、毎年、改造範囲の見直しや、クラスの新設・統廃合もありますので、実際に参加される際には、必ず国内競技車両規則書を確認してください。
国内競技車両規則はJAF支局で2,700円でも販売されていますが、JAFの公式サイトにも全文が掲載されていますので、そちらをご利用いただければと思います。

また、実際の競技会は、これらの部門に加え、排気量や駆動方式、さらに年式やタイヤ銘柄などでクラスが細分化されます。
競技に参加される際には、競技会ごとに発行される競技会特別規則書やJAF選手権規定も必ずご確認ください。
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